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女性目線で解説!マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムのお得な使い方、メリット&デメリットまとめ2025年春

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのカバー画像

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムは、旅行好きで「少し贅沢な体験もしてみたい!」という女性におすすめのカードです。このカードは、マリオットインターナショナルの系列ホテルで使用することで、ポイントを効率良く貯められます。

正直なところ年間費は高め(だいぶ)…ですが、その代わりに毎年もらえる無料宿泊特典や客室のアップグレード特典などでカバーは可能です。また貯まったポイントは、主要航空会社のマイルにも交換できるので、旅行時の節約に役立ちます。

国内外の旅行やホテルステイを頻繁に楽しむ女性にとって、魅力的な一枚です。

では早速、詳細を見ていきましょう♪

基本スペック(年会費、ポイント、保険)

年会費やポイントなどの基本スペックを以下にまとめてみました。

項目内容
年会費49,500円(税込)
家族カード年会費1枚目:無料 / 2枚目以降:24,750円(税込)
申込条件満20歳以上で安定した収入がある方
国際ブランドAmerican Express
貯まるポイントMarriott Bonvoyポイント
ポイント還元率通常利用:3.0%(100円=3ポイント)
マリオット系列のホテル利用:6.0%(100円=6ポイント)
ポイント有効期限実質無期限(24ヶ月間に1回のポイント加算または利用で延長)
海外旅行傷害保険最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険年間500万円

マリオット系列のホテルに限られるものの、カード決済に対して6.0%の還元率はお見事です。業界でもトップクラスの還元率なので、使えば使うほど(ホテルに泊まれば泊まるほど)お得を手にでき、年会費も意外と簡単に回収できます。

専業主婦でも作れる?審査は厳しい?

専業主婦の方でも申込可能です。AMEXは収入源がない無職でも世帯収入や資産状況を考慮して審査を行ってくれます。← 他のカード会社はやってくれない地味に嬉しいサービス♪

また、このカードは家族カードの発行が1枚目は無料なので、配偶者やパートナー名義で本会員カードを発行し、自分は家族会員として使うことも可能です。

どちらの方法でも大きな違いはありませんが、家族カードを選択した場合は本会員と利用明細を共有することになります(本会員は家族会員の利用履歴が見える)。自分だけで管理したい場合はご自身の名義でカードの発行にチャレンジしてみてください。

  • ご自身の名義で申し込む → 利用履歴も自分で管理できる
  • 配偶者名義で本会員カードを作る → 自分は家族カードを利用(審査なし)

空港ラウンジ、旅行支援特典

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムは、ホテル滞在にとどまらず、空港や旅行全体をサポートする豊富な特典が魅力です。中でも、空港ラウンジの利用や手荷物配送サービスなどは、移動時の負担を軽くしてくれます。

国内の空港ラウンジが無料 + 同伴者1名も無料

国内とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港を合わせた、29ヶ所の空港でラウンジが無料で使えます。しかも同伴者1名まで無料。夫婦で本会員カードと家族カードを持っていれば、合計4名まで利用可能です。

以下に使える空港ラウンジをまとめましたが、主要な空港はしっかりと押さえているので、フライト変更のトラブル時にも活躍してくれます。

空港名ラウンジ名
新千歳空港スーパーラウンジ、North Lounge
函館空港ラウンジ A Spring
旭川空港ラウンジ大雪
青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイラウンジ
仙台空港ビジネスラウンジEAST SIDE
新潟空港エアリウムラウンジ
富山空港ラウンジラフランス
小松空港プレミアムラウンジ
成田国際空港T.E.I ラウンジ、IASS エグゼクティブラウンジ
羽田空港(国内線)POWER LOUNGE NORTH、POWER LOUNGE SOUTH
羽田空港(国際線)SKY LOUNGE、SKY LOUNGE ANNEX
中部国際空港セントレアエアポートラウンジ
関西国際空港KIXエアポートラウンジ
伊丹空港ラウンジオーサカ
神戸空港ラウンジ神戸
広島空港ビジネスラウンジ アクシス
高松空港ラウンジ讃岐
松山空港スカイラウンジ
福岡空港ラウンジTIME、ラウンジTIMEインターナショナル
北九州空港ラウンジひまわり
長崎空港ビジネスラウンジ アザレア
熊本空港ラウンジASO
大分空港ラウンジ くにさき
宮崎空港ブーゲンラウンジ
鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
那覇空港ラウンジ華〜hana〜
ダニエル・K・イノウエ国際空港IASS HAWAII LOUNGE

例えば家族旅行なら、出発前にゆっくりコーヒーを飲んで、子どもたちはジュースに夢中…。そんな、ゆとりある旅のスタートが叶います♪

旅行を支えるサポート特典

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムを持っていると、AMEXがプレミアムカード向けに用意している旅行時のサポート特典を利用できます。

項目内容
プライオリティ・パスなし
エアポート送迎サービスなし
空港パーキング優待あり:成田、関空
空港クロークサービスあり:中部
手荷物無料宅配サービスあり:羽田、成田、関空、中部
大型手荷物宅配優待あり:羽田、成田、関空、中部
海外での日本語サポートあり:オーバーシーズ・アシスト

世界1,500ヶ所以上の空港ラウンジが使えるようになるプライオリティ・パスとエアポート送迎サービスが使えないのが残念ですが、旅行時のバタバタ感を解消してくれるサービスが充実しています。

空港パーキング優待

空港パーキング優待は、成田国際空港と関西国際空港の専用駐車場を割引料金で利用できる特典です。24時間体制で安全管理も行き届いているので、旅行中も安心して自動車を預けられます。

空港名内容
成田国際空港サンパーキング成田店:通常料金より35%OFF(除外期間あり)
関西国際空港安い関空駐車場 / VIPカーデリバリーサービス:20%OFF

出発の2日前まで予約が可能ですが、早めに手配しておくと混雑する時期でも安心です。空港周辺の駐車場は繁忙期にはすぐに満車になることが多いため、無料キャンセル期間中にひとまず確保しておくのがおすすめです。

空港クロークサービス

空港クロークサービスは空港内で手荷物を当日に限り預けられる特典です。カード会員1名につき手荷物を2個(家族カードを持っていれば4個)まで無料で預けられるので、お子さんがいる中で旅行の大きな荷物も持って…「あ゛あ゛!」なんてことがなくなります。

注意点としては中部国際空港(セントレア)でしか使えないということ…。この特典、子供がいる家族にとってはとってもありがたい特典なんです。

なのでAMEXさん!どうかもう少し使える空港を増やしてください ><

手荷物無料宅配サービス

手荷物無料宅配サービスは海外旅行や出張の帰国時に手荷物1個を無料配送できる特典です。対象の空港は羽田空港(東京国際空港)、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港で、家族カードを持っていれば2個まで配送できます。

この特典は特に、帰路が電車やバスなどの公共交通機関の時にはすごーく重宝します。空港から駅までガラガラ持っていくあの辛さが解消するのはありがたいですね。

ちなみに、サービスの対象は帰国時のみです。出発時の配送は対象外なので注意してください。

大型手荷物宅配優待

大型手荷物宅配優待は手荷物ではない大きな荷物、例えばスーツケースに入らなかった荷物をダンボールに詰めて飛行機に乗せた場合に、1,000円割引で配送してくれる特典です。

どうしてもスーツケースに入りきらない荷物が増えてしまう時ってありますよね…。そんな時はこの特典を使うと負担を軽減できます。

オーバーシーズ・アシスト

オーバーシーズ・アシストは海外旅行の緊急時に日本語のサポートを受けられる特典です。世界のほとんどの国から24時間いつでも通話料無料で利用できます。

  • ホテルやレストランの予約
  • 病院や医療機関の紹介
  • 旅行傷害保険の問い合わせ
  • パスポート紛失時の対応案内
  • 緊急時の支援

海外でトラブルが起きた際に「頼れる場所がある」と思えることは、大きな安心につながります。

旅行保険、プロテクション

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムは海外・国内の旅行傷害保険が付帯しています。保険の適用条件はどちらも利用付帯(規定された旅行代金をカード決済していることが前提)です。

このカード自体が旅行(ホテル利用)に特化しているので「旅行代金はこのカードで払ってね」というのも納得はできますが、いざという時に「自動付帯だと思ってて保険がおりない…」なんてことにならないように注意してください。

その代わりといってはなんですが、AMEXが得意とするプロテクションは充実の内容に仕上がっています。

海外旅行傷害保険

前述しましたが、海外旅行傷害保険の適用条件は利用付帯です。

項目本会員会員の家族家族カード会員
傷害死亡、後遺障害最高1億円最高1,000万円最高5,000万円
傷害治療費用最高300万円最高200万円最高300万円
疾病治療費用最高300万円最高200万円最高300万円
賠償責任最高4,000万円最高4,000万円最高4,000万円
携行品損害最高50万円最高50万円最高50万円
救援者費用最高400万円最高300万円最高400万円

補足として、携行品損害は年間100万円、1事故あたり免責(自己負担)として3,000円が必要になります。

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険も海外と同様に利用付帯です。傷害死亡・後遺障害のみ補償を受けられます。

項目本会員会員の家族家族カード会員
傷害死亡、後遺障害最高5,000万円最高1,000万円最高5,000万円
入院
通院
手術

海外航空機遅延費用保険

海外航空機遅延費用保険は搭乗予定の航空機が遅延・欠航した際に、ホテル代や食事代が補償される保険です。海外旅行時のみ保険の対象で、こちらも適用条件は利用付帯です。

また、手荷物の到着遅延や紛失してしまった場合にも、衣類や生活必需品の購入費用を補償してくれます。

項目補償額
乗継遅延、出航遅延、欠航、搭乗不能最高2万円
受託手荷物遅延費用最高2万円
受託手荷物紛失費用最高4万円

ショッピング・プロテクション

ショッピング・プロテクションはマリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムで購入した商品が、購入日から90日以内に破損したり盗難にあった場合、年間500万円まで補償してくれます。

1事故あたりの補償額は最高100万円で、自己負担額は1万円です。高価な商品の購入でも安心して利用できます。

しかもこのプロテクションは、プレゼントとして渡した相手が被害にあった場合にも補償が適用される特徴があり、他社では適用外となるスマホやパソコンも補償対象です。

スマートフォン・プロテクション

スマホの購入後に発生するリスクに対して補償を提供し、安心してスマホを利用できるようサポートしてくれる「スマートフォン・プロテクション」が付帯しています。

これ、すごいです ><

何がすごいのかというと、スマホのディスプレイ割れも補償の対象になります。

項目内容
補償範囲破損(画面割れ含む)、火災、水濡れ、盗難
補償額最高3万円(保険期間中通算)
保険期間4月1日より1年(以降、毎年継続)
自己負担額1事故あたり5,000円

つまり、スマホの画面が割れても5,000円の負担で直せます。

しかも保険の適用条件は、「購入後36ヶ月以内のスマホであること(既存利用のスマホもOK)」と「直近3ヶ月以上連続して通信料をカードで支払っていること」の2つだけ。とっても簡単ですね。

リターン・プロテクション

リターン・プロテクションは、購入品の返品をお店が受け付けてくれなかった場合でも、AMEXが購入金額を補償してくれる安心のサービスです。

適用条件は購入日から90日以内であること。補償額は年間15万円までで、1商品あたりの上限は3万円です。

特に驚いたのが、販売前に「返品不可」と明記されていた商品であっても、購入後に返品を断られた場合には補償の対象になるという点。AMEXに実際に確認したところ、柔軟に対応してくれるとのことでした。

「えっ、これも対象になるの?」と思うようなケースでも、条件を満たしていれば補償してもらえるのは嬉しいですよね。

他社ではあまり見られないサポート体制で、安心感があります。

ただし、5,000円未満の商品や、現金性の高い貴金属(金、銀、プラチナなど)や宝石類などは対象外となるため、その点は注意が必要です。

オンライン・プロテクション

ネットショッピングの不正利用をカバーしてくれる補償制度です。詐欺などに巻き込まれても、カード会員は損をすることなく、安心してお買い物を楽しめます。

被害時のカード番号の変更や再発行もスピーディーに行ってくれます。

キャンセル・プロテクション

病気や怪我など、やむを得ない理由で旅行やイベントをキャンセルした場合に、そのキャンセル費用を年間10万円まで補償してくれます。自己負担分として、1,000円またはキャンセル費用の10%に相当する額のいずれか高い額が必要です。

対象は以下のようなケースです。

  • 国内、海外旅行のパッケージツアー
  • 旅館、ホテルの宿泊
  • 航空機、船舶、鉄道の乗車
  • 宴会、パーティーへの参加
  • 演劇、音楽、美術、映画などの鑑賞

適用条件は以下の通りです。

適用条件対象者補償額
死亡、障害、疾病による入院会員(家族カード会員含む)、その配偶者、その1親等以内の親族年間10万円
傷害で通院会員(家族カード会員含む)、その配偶者、その子供年間3万円
社命出張会員(家族カード会員含む)年間10万円

社命出張も!?という感じですが、出張命令の事実を証明する書類があれば、会員あたり年間1回の支払いを限度に10万円が補償されます。

Apple Pay、電子マネー、QRコード&バーコード決済

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムはApple PayやGoogle Payに対応しており、スマホやスマートウォッチを使ってQUICPayのタッチ決済が可能です。カードを持ち歩かずに簡単かつ安全に決済が可能で、利用分に対しても通常のカード利用と同様にポイントが貯まります。

AMEXのカードに共通していますが、電子マネーのチャージでポイントが貯まらないのはウィークポイントです。また、QRコード&バーコード決済では、d払い、楽天ペイ、au PAYの登録が可能で、d払いと楽天ペイはポイントが半減するものの、支払い分に対してポイントを獲得できます。

Apple Pay、Google Pay

タッチ決済はQUICPayに対応しており、Apple PayとGoogle Payのどちらを使っても、QUICPayを経由して利用分に応じたポイントが付与されます。

タッチ決済決済方法
Apple PayQUICPay
Google PayQUICPay

電子マネー

楽天Edyやnanacoなど、主要な電子マネーへのチャージには対応していますが、AMEXのカードは共通して、チャージ分のポイントは貯まりません。電子マネー利用でポイントを貯めたい方には、物足りなく感じるかもしれません。

電子マネーチャージ可否ポイント付与
楽天Edy
id
nanaco
WAON
モバイルSuica
モバイルPASMO
モバイルICOCA

QRコード&バーコード決済

d払い、楽天ペイ、au PAYに対応していますが、d払いと楽天ペイでは、カードをそのまま使った時に比べてポイントが半減してしまいます。

QRコード&バーコード決済利用可否ポイント付与
PayPay
d払い○(200円=3ポイント)
楽天ペイ○(200円=3ポイント)
メルペイ
au PAY
FamiPay

最大のメリット

ここからはマリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムの最大の強みであるホテル特典とマイル特典について解説していきます。

このカードは、とにかく年会費が49,500円(税込)と高額なので、ホテル特典とマイル特典を活用しないと年会費をペイできずに赤字になってしまいます。そうならないように強みを理解して、特典をフル活用しましょう!

ホテル特典①:無料宿泊特典

はじめにマリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムの一番の魅力である無料宿泊特典について解説します。正直このカードを所持するかどうかの判断は、この無料宿泊特典を活用できるかどうかが分岐点です。

まず前提として、無料宿泊特典を使うためには年間150万円(月間12.5万円)以上の決済が必要です。算定期間はカード発行・更新から1年。その期間中に150万以上の決済を達成すると、マリオット系列のホテルに1泊無料で泊まれる、という仕組みです。

具体的には、特典として50,000ポイントが付与されます。さらに手持ちに15,000ポイントあれば合算して最大65,000ポイント以下のホテルに宿泊できるようになります。

以下に、国内のホテルに必要なポイント数と宿泊料金をまとめました。必要ポイントは変動していますので目安程度にご確認ください。

ホテル名必要ポイント無料宿泊宿泊料金
東山ニセコビレッジ、ザ・リッツ・カールトン・リザーブ80,000~130,000ポイント45,000円~
ウェスティンホテル仙台25,000~50,000ポイント20,000円~
ザ・リッツ・カールトン東京80,000~130,000ポイント110,000円~
東京エディション虎ノ門70,000~130,000ポイント90,000円~
東京エディション銀座65,000~120,000ポイント120,000円~
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町60,000~120,000ポイント60,000円~
ウェスティンホテル東京50,000~90,000ポイント50,000円~
メズム東京、オートグラフ コレクション45,000~90,000ポイント70,000円~
アロフト東京銀座40,000~55,000ポイント35,000円~
ACホテル東京銀座40,000~60,000ポイント45,000円~
コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション40,000~70,000ポイント40,000円~
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル45,000~95,000ポイント25,000円~
シェラトン都ホテル東京30,000~50,000ポイント35,000円~
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ35,000~55,000ポイント25,000円~
ウェスティンホテル横浜30,000~50,000ポイント30,000円~
ザ・リッツ・カールトン日光60,000~120,000ポイント130,000円~
軽井沢マリオットホテル45,000~75,000ポイント35,000円~
名古屋マリオットアソシアホテル30,000~55,000ポイント25,000円~
TIAD,オートグラフ コレクション40,000~75,000ポイント35,000円~
ザ・リッツ・カールトン京都90,000~140,000ポイント160,000円~
HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ90,000~130,000ポイント140,000円~
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都80,000~130,000ポイント75,000円~
チャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル40,000~70,000ポイント20,000円~
紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良40,000~65,000ポイント50,000円~
JWマリオット・ホテル奈良40,000~75,000ポイント30,000円~
ザ・リッツ・カールトン大阪50,000~95,000ポイント55,000円~
セントレジスホテル大阪55,000~90,000ポイント50,000円~
W大阪40,000~75,000ポイント40,000円~
ウェスティンホテル大阪40,000~65,000ポイント35,000円~
大阪マリオット都ホテル40,000~55,000ポイント35,000円~
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ20,000~40,000ポイント15,000円~
ザ・リッツ・カールトン福岡55,000~95,000ポイント80,000円~
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古70,000~130,000ポイント75,000円~
ザ・リッツ・カールトン沖縄80,000~130,000ポイント75,000円~
ルネッサンス リゾート オキナワ50,000~80,000ポイント40,000円~
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート50,000~90,000ポイント30,000円~

名だたるホテルばかりですね♪

注意点としては50,000ポイント以下、例えば30,000ポイントのホテルに泊まったとしても、50,000ポイント分消費されて差分の20,000ポイントは残りません。できる限り50,000ポイントぎりぎりで、さらに現金で泊まった場合に高額なホテルを狙えば、年会費を十分回収できます。

私は過去に「ザ・リッツ・カールトン大阪」と名古屋にある「TIAD,オートグラフ コレクション」に特典を使って無料宿泊しました。

TIAD,オートグラフ コレクションではチェックイン時に「本日、空きがございますので角部屋にアップグレードいたしますね」と言われ、テンションMAX!窓から夜景を眺めながら「この特典だけで年会費の元取れてるよね」としみじみ。笑

旅行のたびにちょっとした“ご褒美感”が味わえるのも、このカードの魅力です。

ホテル特典②:会員ステータス

次は、マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムを所有することで得られる会員ステータスについて解説します。

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムを発行すると、自動的に「ゴールドエリート」というマリオット ボンヴォイの会員資格が付与されます。この資格は通常、マリオット系列のホテルに年間25泊以上した人だけが取得できるものですが、このカードを所有するだけで無条件に得られるのが魅力です。

ゴールドエリートの主な特典は以下の通りです。

  • 空室状況に応じて客室アップグレード
  • 14時までのレイトチェックアウト
  • 宿泊時に25%のボーナスポイント加算

さらにこのカードで年間400万円以上の利用があれば、ワンランク上の「プラチナエリート」ステータスが付与されます。

  • 空室状況に応じて客室アップグレード(一部スイート含む)
  • 16時までのレイトチェックアウト
  • 宿泊時に50%のボーナスポイント加算
  • クラブラウンジへのアクセス(対象外のホテルあり)
  • 朝食無料(対象外のホテルあり)

【注意】 「400万円利用」の算定期間は1月1日~12月31日の暦年ベース(無料宿泊特典はカード発行・更新から1年)です。達成後に登録されると、そのプラチナ会員資格は最長で翌々年の2月末まで有効になります。例えば2025年中に400万円を達成すると2027年2月末まで、といった形で長期間ステータスを満喫できます。

  • 2025年に付与:2027年2月末まで
  • 2026年に付与:2028年2月末まで
  • 2027年に付与:2029年2月末まで

正直、レイトチェックアウトは週末だと使えないことが多々あります。笑

ただし、客室アップグレートはかなりの確率で体験できます。アップグレードされるとテンションが一気に上がるので、その瞬間だけでも「持っていて良かった!」と実感できるはずです。

プラチナエリート特典のクラブラウンジは、マレーシアのウェスティン・クアラルンプールに滞在した時に利用しましたが、海外ではゆっくりくつろげる空間を探すのが大変なので、この特典は非常にありがたいと感じました。

マイル特典①:前置き(ポイント特典)

マイルの話をする前に、まずはマリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムのポイント特典について。このカードは、カード決済100円(税込)ごとにMarriott Bonvoyポイントを3ポイント獲得でき、貯めたポイントはマリオット系列のホテルでおおよそ300円分の価値として使えるため、還元率は3.0%程度です(利用するホテルや時期によって上下します)。

さらにマリオット系列のホテルを利用すると、追加のポイントを得られます。

  • 1USドルあたり:10ポイント(ゴールドエリートは25%追加)
  • カード決済100円あたり:3ポイント追加

ドルと円が混ざるので計算がややこしいですが、1USドル=100円のレートなら…(いつの時代?)、ホテルで100円使うと12.5ポイント+6ポイントで18.5ポイント、1ドル150円なら100円換算で約14ポイント貯まる計算です。為替レートに左右されますが、状況によっては10%以上の高還元となり得るので、マリオット系列のホテルを積極的に利用する人にとっては非常に魅力的です。

マイル特典②:交換と還元率

貯めたポイントは、40社以上の航空会社のマイルに交換できます。JALやANAも対象です。交換レートは3ポイント=1マイル(還元率1.0%)で、一度に60,000ポイントを移行すると25%分のボーナス(5,000マイル)のボーナスがつき、実質的に1.25%のマイル還元率とになります。

ユナイテッド航空の場合はこのボーナスが1.5倍(60,000ポイント→30,000マイル)になるのでさらにお得です。一方、デルタ航空や大韓航空などはボーナス対象外で1.0%のままなので、交換先を選ぶ際は注意してください。

例えば、60,000ポイントを使って航空会社のマイルに交換すると、25,000マイル(ユナイテッド航空なら30,000マイル)を獲得できます。以下の表は、主要な航空会社の交換レートです。

航空会社ポイントマイル数還元率
ユナイテッド航空60,000ポイント30,000マイル1.5%
ANA60,000ポイント25,000マイル1.25%
JAL
ブリティッシュエアウェイズ
アメリカン航空
シンガポール航空
その他多数
デルタ航空60,000ポイント20,000マイル1.0%
アビアンカ航空
大韓航空

なお、ポイントからマイルへの移行手数料は無料で、1日あたり3,000~240,000ポイントの範囲で自由に移行が可能。複数の航空会社を比較して、自分の旅のスタイルに合ったマイルを貯められるのが魅力です。

マイル特典③:マイルをお得にためる裏ワザ

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムが「旅行分野において最強クレジットカード」と評される理由は、ホテル利用とマイル交換のコンビ技で他のカードを大きく上回るマイル還元率を実現できるからです。

先述した通り、マリオット系列のホテルに宿泊すると1USドル150円換算なら14.0%相当のポイントが貯まり、これをJALやANAのマイルに交換すると約5.8%のマイル還元率になります。

  • 14.0% ÷ 3 × 1.25% = 5.83%

ポイントのままホテルに使うか、マイルに交換するかは目的によって変わりますが、いずれにせよ高水準の還元率で利用できるのがこのカード最大のメリットです。

デメリットや注意点

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムには豊富なメリットがある反面、いくつかのデメリットも存在します。

高額な年会費

まず1つ目は、年会費が49,500円と高額なことです。プラチナカードやブラックカードと同水準の年会費が設定されています。この年会費を回収するためには特典を最大限に活用する必要があり、年間150万円の決済を行い無料宿泊特典をゲットしなければコスパが下がってしまいます。

プライオリティ・パスなし

世界1,500ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯しない点は、海外旅行をよくする人にとってはデメリットです。国内の空港は問題ありませんが、ハワイ以外の海外空港ラウンジを幅広く利用したい方には物足りないかもしれません。

コンシェルジュサービスなし

旅行プランや航空券の手配、レストランやホテルの予約などを代行してくれるコンシェルジュサービスは利用できません。AMEXのコンシェルジュサービスを使いたい場合は、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードが必要です。

まとめ

マリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムは、ホテル特典とマイル交換において強みを発揮するクレジットカードです。高還元のポイントシステムやゴールドエリートステータスの付与により、旅の楽しみがグッと広がります。

正直、年会費は高めですが、ホテルの宿泊特典やポイント・マイルの還元率を考慮すると納得感のある1枚です。年に1回でも少しリッチなホテルステイをするなら、このカードは十分に元を取れる可能性があります。

仕事や家事などで忙しいと、なかなか旅行に行く“きっかけ”が作れないもの。私はこのカードを「忙しい日常の合間に、旅行のチャンスを与えてくれる1枚」と思っています。

もし「今はまだ旅行の予定はないけれど、年に1回は贅沢したい」と感じているなら、このカードはきっとあなたの背中をそっと押してくれます。

▼ 公式サイトで特典をチェックする

  • 基本情報
  • 優待特典
  • 付帯保険
  • 会社情報
国際ブランドAmerican Express
入会金無料
年会費初年度49,500円(税込)
2年目以降49,500円(税込)
割引特典-
備考-
解約金無料
申込条件満20歳以上で安定した収入がある方
発行期間1~3週間程度
利用可能枠一律の上限なし
支払日締め日利用者により異なる
引落日利用者により異なる
備考-
支払方法1回払い / リボ払い
キャッシング手数料-
ETCカード年会費無料
発行手数料935円(税込)
割引特典-
備考5枚まで発行可能
家族カード年会費1枚目:無料 / 2枚目以降:24,750円(税込)
発行手数料無料
割引特典-
備考6枚まで発行可能
キャッシュレス決済タッチ決済Apple Pay:QUICPay / Google Pay:QUICPay
電子マネーチャージ:楽天Edy、nanaco、WAON、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCA
QRコード&バーコード決済d払い / 楽天ペイ / au PAY
備考-
ポイント名称Marriott Bonvoyポイント
付与単位通常利用:100円=3ポイント / マリオット系列のホテル利用:100円=6ポイント
基本還元率3.0%
最大還元率6.0%
有効期限実質無期限(24ヶ月間に1回のポイント加算または利用で延長)
キャッシュバック-
ポイントモール-
備考-
マイレージJAL / ANA / 海外主要航空会社
空港ラウンジ国内主要空港(一部有料) / ダニエル・K・イノウエ国際空港
店舗-
海外旅行傷害保険付帯条件利用付帯
補償期間90日
死亡・後遺障害最高1億円(家族特約:最高1,000万円)
傷害治療最高300万円(家族特約:最高200万円)
疾病治療最高300万円(家族特約:最高200万円)
携行品損害最高50万円(自己負担3,000円、年間100万円)
賠償責任最高4,000万円(家族特約:最高4,000万円)
救援者費用最高400万円(家族特約:最高300万円)
渡航便遅延保険乗継遅延、出航遅延、欠航、搭乗不能:最高2万円 / 受託手荷物遅延費用:最高2万円 / 受託手荷物紛失費用:最高4万円
備考家族特約の適用条件:本会員または家族カード会員と生計を共にする配偶者・同居の親族・別居の未婚の子 / 家族カード会員の死亡・後遺障害は最高5,000万円
国内旅行傷害保険付帯条件利用付帯
補償期間90日
死亡・後遺障害最高5,000万円(家族特約:最高1,000万円)
入院日額-
通院日額-
手術費用-
渡航便遅延保険-
備考-
ショッピング保険付帯条件海外利用 / 国内利用
補償期間購入日から90日
補償額年間500万円
自己負担1回の事故につき1万円
備考-
その他付帯保険スマートフォン・プロテクション / リターン・プロテクション / オンライン・プロテクション / キャンセル・プロテクション
発行会社会社名アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
本社所在地東京都港区虎ノ門4-1-1
設立日1917年